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日南町ゆかりの人物
清張の父・峯太郎は日野郡矢戸村(現・日南町矢戸)の田中家の長男として生まれましたが、生後まもなく米子の松本夫婦のもとへ里子に出され、後に養子となりました。峯太郎は養子となってからも小学生のころまでは、ときどき矢戸に来て、兄弟と一緒に魚釣りをしたり水泳をしたりして遊びました。峯太郎にとって矢戸の田中家は楽しい思い出とともに、幼くして里子に出されたことへの複雑な気持ちがあったと思われます。
 しかし矢戸の地には自分の故郷として強い愛着を持っており、幼い清張も父・峯太郎から何度となく矢戸や日南町の様子を聞かされました。日野川の流れや大倉山、船通山の様子を想像することは楽しく、何度同じ話を聞かされても飽きることはなかったと清張自身が「父系の指」に書いています。

松本 清張(まつもと・せいちょう)

 
本    名  松本清張(まつもと・きよはる)
生 没 年 1909 〜1992(明治42年 〜平成4年)
出 身 地 福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市小倉北区)
経    歴  作家。『或る「小倉日記」伝』で第28回芥川賞を受賞。
 父・峯太郎は日野郡矢戸村(現・日南町矢戸)の生まれ。