日南小学校の校歌や日南町歌(♪山脈青く 水清く〜)の作曲者です。東京学芸大学、文教大学の教授などを歴任され、音楽教育の第一人者として活躍してきました。
東京学芸大学で教鞭を執る前、昭和25年から36年まで東京学芸大学附属小学校で勤務する間に、「新しい子どものうた作曲研究会」同人となり、子どもの歌を多数作曲しています。
地元、阿毘縁小学校、大宮小学校、石見西小学校のほか江府町、日吉津村の小学校など、数多くの校歌の作曲を手がけています。ほかにも、昭和60年のわかとり国体では、作曲した「人工衛星の歌」が行進曲に採用されています。 昭和54年、町制20周年を記念して作られた「にちなん音頭」のレコードには、昭和38年に完成していた「日南町歌」(木村氏作曲)も収録されました。日南町歌の歌詞は全国から公募しました。
参考資料: |
『阿毘縁小学校創立百周年記念誌 まのせ』
『童謡・唱歌のふるさと鳥取 ―こどものうた名曲集― 改訂版』
『ふるさとを謳う』(秋末為行/著)
『鳥取楽壇の歩み』(鈴木恵一/編著)
『鳥取県下小学校校歌 特集号』
『町報にちなん(昭和38年2月1日発行)』
|
生 没 年 |
1923 〜(大正12年 〜) |
出 身 地 |
日南町下阿毘縁 |
経 歴 |
研究者(東京学芸大学名誉教授。音楽教育専攻)。 |