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日南町ゆかりの人物
 
井上靖は、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など数多くの文学賞を受賞した作家です。作品は、小説のほかに詩歌、エッセイ、紀行文など多岐にわたっています。
 靖は、昭和20年6月から半年間、大阪での戦火を避けるため、家族を日野郡福栄村(現・日南町神福)に疎開させました。自身も終戦前後にしばしば福栄を訪れ、脳裏に深く焼きつけられた中国山地の印象は、後の小説『通夜の客』、詩『高原』『野分』などに鮮やかに表されています。
 また、福栄小学校の創立百周年記念誌に寄稿した『私と福栄』には、「二、三日の短い滞在しかできなかったが、烈しい空襲下にあった大阪の日々の疲れを、福栄の美しい風光の中で過ごすことができたのである。」と綴っています。
生 没 年 1907 〜1991(明治40年 〜平成3年)
出 身 地 北海道上川郡旭川町(現・旭川市)生まれ、静岡県伊豆湯ヶ島(現・伊豆市)育ち
経    歴  作家。 『闘牛』で第22回芥川賞を受賞。1976年文化勲章受章。

井上 靖(いのうえ・やすし)

参考資料: 福栄小学校創立百周年記念誌『学者百年』